アーチェリー部桜友会


 1962年4月〜2002年3月まで、40年間にわたり学習院大学アーチェリー部長としてご指導いただきました、波多野里望(はたの・りぼう=学習院大名誉教授、国際法)先生は、かねてより病気療養中のところ、2008年3月16日午後9時10分、舌根がんのため東京都新宿区の病院で逝去されました。享年76歳。
 ここに謹んでお知らせいたしますと共に、心からご冥福をお祈りいたします。


アーチェリー部創部50周年記念祝賀会のご報告

輔仁会大学支部アーチェリー部は、昨年創部50周年を迎え、去る2007年12月15日新宿・ハイアットリージェンシー東京 にて、記念祝賀会を開催した。
当日は波多野院長、福井大学長、内藤桜友会長、連盟関係のご来賓に加え、現役学生、高等科部員、歴代OB・OG等総勢272名の参加者と共に創部50周年を祝った。
祝賀会に先駆けて行われたブルズアイ倶楽部(OB会)年次総会において、
会長     田中吉寛(昭和48大経済)
理事長   櫻井陽光(平成14大法法)
副理事長 須田尚史(平成19大文日)- 日本語日本文学科
が新たに選出され、運営事務局の若返りが図られた。
尚、アーチェリー部では今回の式典を契機に、ばらばらに運用されていたホームページを一元的に包括するとともに、装い新たなポータルサイトを立ち上げた。
http://www.gakushuin-archery.com/ 今後OB同志の情報交換や、現役からの情報発信に活用する方針であるので、是非「お気に入り」に登録し、気軽に訪問して欲しい。
問合せ先メールアドレス : info@gac1957.com


GAC50周年祝賀会 歓談

GAC50周年祝賀会 現役挨拶

GAC50周年祝賀会 全体写真

GAC 右から 田中新会長・櫻井新理事長・須田新副理事長

創部45周年記念式典

 平成14年10月26日(土)東京プリンスホテルにて創部45周年記念式典を開催いたしました。57年5月、日本学生アーチェリー界の草分けとして発足、ここに45周年を迎えることができましたのは桜友会はじめ皆様方のご支援の賜物と深く感謝致しております。当日は高等科も含め、145名の方々がご参加いただき、学習院アーチェリーファミリーとしてお祝いを致しました。世界選手権出場者、王座出場メンバーの方々からのお話、後輩に対してのアドバイスもいただきました。今後とも桜友会の皆様のご支援宜しくお願い申し上げます。


アーチェリー部創部45周年を迎えて

 学習院大学アーチェリー部は、日本のアーチェリー界の黎明期ともいえる昭和32年5月に、樺山庸夫先輩(昭34経)他数名で「弓道部」再建を発起しました。ご指導いただいた全日本弓道連盟教士の小沼英治先生は、アーチェリーが持つ日本人に適合した新しい魅力に興味をお持ちになり、研究もされておられました。その折り「これからの時代は、洋弓も取り入れてみてはどうか」とのアドバイスをいただき、和弓・洋弓を併せた「弓道愛好会」として昭和34年、大学当局より正式に認められました。アーチェリーといえばロビンフッドのイメージしか思い浮かばなかった時代に、進取の気性に満ち溢れた諸先輩のご努力により、アーチェリー部(昭和42年、部に昇格)の母体となる愛好会が誕生したのです。


ブルズ・アイ倶楽部会長
桃谷光一(昭41経)

  以来、今日までの45年間は苦難と波瀾の連続であったと思います。その度に、部長として永年にわたりご指導賜った波多野里望名誉教授をはじめ、大学当局のご理解にも支えられてきました。また、アーチェリー理解者のご尽力と、それぞれの時代を担った現役学生諸君のひたむきな情熱と真撃な取り組み、卒業生各位の温かい支援が相まって、今日まで歩み続けることができました。一方、学生諸君の活躍は、団体戦では関東学生アーチェリー連盟に所属し、不振の時代はあったものの、過去10年を見ると男女共、ほぼ1部リーグに在位し、結果、全日本王座決定戦でチャンピオンになるなどの活躍をしています。また、個人戦も全日本選手権大会、世界選手権大会において多くの選手が活躍し、学習院の名を上げているのも、伝統ある運動部として誇りに思うところです。
 さて、創部45年の節目に当たり、「創業は難し、されど守勢はなお難し」とよく申しますが、組織を将来にわたって発展させてゆく苦労は、並大抵のものではありません。しかし、今日まで培ってきたブルズ・アイ倶楽部会員約500名の強固な結束力と、現役学生の他を圧倒する実力と情熱があれば、更に大きな飛躍への道につながると確信いたします。学習院の名声を更に高めるため一致団結し、努力して参る所存です。