平成十一年秋の関東女子大学リーグ戦十月十七日対成城大学戦において、学習院大学女子ホッケーチームは4対0で圧勝し、一部リーグ第三位を確保しました。しかも二位東京農業大学とは勝ちを惜しいところで逃して引き分けているので、実力的には二位に等しいと言えます。チームを結成以来、たった四年目の快挙でした。関東大学リーグは四部まであるので、価値ある一部三位です。ホッケー界でも噂があちこちに広まりました。学習院強し、と。
平成十一年十一月十三日ホッケー部は創立七十年を迎えて、記念式典を目白で行いました。島津院長、賀陽桜友会会長始め学習院、ホッケー関係者多数参会のもと行われましたが、女子ホッケーのこの強さは、永いOB活動の積み重ねが大きな要素になっていると思います。よく言われることは、ホッケー部はOBの活動が盛んだから、「良い」と。
学習院と学生との絆、愛校心は学生生活を終了して社会人となっても何処までも、延々と続きます。ホッケー部卒業生は社会に出てからも、学習院を思い、目白を思い、現役学生のリーグ戦の戦績を心配し日々を送っています。ホッケー部卒業生の団結は学生の部活動を強力に支えているのです。
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