桜鞍会(馬術部)

第50回対全早稲田大学馬術定期戦記念大会

 平成14年10月11・12日、東京・東伏見の早稲田大学の馬場で、第50回全早稲田大学対学習院大学馬術定期戦記念大会が開催された。今回で定期戦は50回を数え、記念すべき大会となった。12日には天皇・皇后両陛下もご臨席になり、桜友会からも亀井泓会長が出席した。
 勝敗は最後までもつれ、両陛下がご覧になる現役中障害飛越競技に持ち越されることになった。これも最後の、両校主将の戦いとなった。学習院の海老原洋介主将と「翔桜」が最初に飛び、満点で戻ってきた。その後、早稲田大学の市川瑞樹主将と「稲端」が飛ぶ。途中までは翔桜よりも速いぺ−スで障害をクリアしていく。その場の全員が息を呑んで見つめていたその瞬間、B障害が落下。この場で学習院の勝利が決定した。
 まさに人馬一体の見事な内容で、勝ち点11対9で学習院が総合優勝を果たした。

教室では味わえない教育の場

 馬術部では現在、大学から高等科まで43人の部員が馬17頭とともに火曜を除く毎日活動している。朝7時から約1時間、厩舎の掃除など体力と根気のいる作業をし、その後乗馬訓練をはじめる。乗馬は人馬一体の一意専心が乞われる。これだけでもハードだが1日はまだ終わらない。
 練習後は再び作業をし、夜は馬を見守るため交代で部室に泊まり込む。
 こうした厳しい環境で培われた精神が、数々の大会で実を結んでいる。


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輔仁会馬術部

 創部は明治12年。体操の代わりに行われた「武課」がその基礎。正規の授業として馬術も大正期に正規時間外の武課となり、この時から「馬術部」と呼ばれるようになった。輔仁会馬術部としての活動は、新輔仁会結成の昭和18年から。現天皇陛下も高等科在学中にご活躍され、主将として部を優勝に導かれたこともある。

桜鞍会会長 永積 孜氏(昭33大)

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