学 習 院
学習院大学富士見会館が完成!

学習院大学・学習院女子大学・日本女子大学・立教大学・早稲田大学
 −5大学間単位互換制度が平成13年度よりスタート−

桜友会創立八十周年記念座談会が開催される

第54回学習院公開講演が弘前市で開催される

役員人事/称号贈呈/秋の叙勲

編 集 後 記

学習院広報 平成12年12月15日発行第63号より抜粋

学習院大学富士見会館が完成!

 平成11年7月に着工されました学習院大学富士見会館がこのほど完成し、竣工式が平成12年10月6日(金)に行われました。建築までの経緯・概要、平面図につきましては、第61号に掲載いたしましたので、ご参照ください。
 この会館は、本学の公認学生団体がその活動のために使用する施設とそれ以外の共用施設とからなっています。共用施設については、本学の公認学生団体が優先的に使用することができますが、使用されていない曜日・時間については任意団体・OB・教職員の利用も可能となっています(詳細につきましては、学生部にお問い合わせください)。
 なお、使用時間については、本学の公認学生団体が使用する施設は午前6時から午後10時30分まで、それ以外の共用施設については、午前9時から午後8時30分まで(但し、12月26日から1月6日は使用不可)となっています。

学習院大学・学習院女子大学・日本女子大学・立教大学・早稲田大学
  −5大学間単位互換制度が平成13年度よりスタート−

 平成12年12月7日(木)私学会館「アルカディア市ヶ谷」において、平成13年度より本格的な単位互換制度を開始する、学習院大学・学習院女子大学・日本女子大学・立教大学・早稲田大学の5大学における大学間交流協定調印式と、学生交流に対する基本的考え方及び単位互換制度の概要等について5大学学長及び総長の共同記者会見が行われました。
 この5大学の学生数を合わせると7万人にのぼり、学部レベルの大規模な単位互換制度としては東日本では初めてとなります。また、5大学提供科目のシラパスや時間割の掲載、履修登録などのサービスをネット上で提供する「バーチャル事務局」を開設する予定です。これはわが国としては初の試みとなります。これにより、学生は所属大学や自宅にいながら科目登録を行うことが可能となります。
 交流学生数は延べ3,000名弱となる見込みで、各大学とも全学部の2年次以上の学生が対象、提供科目数は5大学合わせて約1,000科目となります。

桜友会創立八十周年記念座談会が開催される

 この座談会は、今年、桜友会が創立80周年を迎えるにあたり「学習院の継承すべき伝統と文化」という大テーマのもと平成10年から開催され、平成10年は「私が学習院で学んだこと」、平成11年は「いま、伝えておくべきもの」のテーマに続き第3回目になります。今回は、「これからの学習院」のテーマで11月25日(土)午後1時30分から卒業生、在学生、教職員、一般の方々約550名の来聴者のもと、学習院創立百周年記念会館正堂において行われました。
 今回は資源エネルギー庁長官 河野博文氏(昭和39年高等科卒)、学習院大学法学部教授 坂本多加雄氏、東京大学大学院助教授 今端映子氏(昭和59年大学文学部フランス文学科卒)、学習院大学文学部ドイツ文学科助手 平井敏雄氏(平成6年大学文学部ドイツ文学科卒)の著名な方々がパネリストとして出席され、俳優の児玉 清氏(昭和33年大学文学部ドイツ文学科卒)の司会により各パネリストから自己紹介を兼ね学習院の良さを披露して頂きました。続いて、政治不信と言われる「日本の現状」について各パネラーから話があり、坂本教授からは「1980年頃には日本は一応経済目標が達成したこと、又冷戦終了後世界の枠組みが見えなくなったこともあるの では」今橋氏からは「ヨーロッパは国の戦略として文化資本を蓄え発展させているが、日本ももっと文化資本を大 事にし蓄積していく必要性が感じられること」、「21世紀に望まれる人物像」については河野氏から「グローバルな社会の中でたくましく、自立心のある人物が必要」、平井氏から「小事に動ぜず大局的に捉え自分を失わない人物が望まれる」との話がありました。引き続き、この座談会のメインテーマである「これからの学習院に期待すること」に入り、平井氏から「国際交流を推進する環境、日本の歴史・文化を踏まえた日本語教育の充実の場、異文化などの多様性を容認する人材の育成、海外留学生の積極的な受け入れ」、今橋氏から「日本語教育を充実した上で、外国語をのびのびと学べる環境、学習院の持っている文化資本を守ること」、河野氏から「外国語に触れる楽しさ、異文化に触れる楽しさの場と一貫教育の持つ伸びやかさを維持すること」、坂本氏から「研究者が研究しやすい現在の環境と本学の少数精鋭教育を今後も維持すること」等話がありました。最後に、児玉氏から卒業生と現役学徒の交流が今後一層盛んになることの必要性が述べられ、座談会は成功裏のうちに終了いたしました。

第54回学習院公開講演が弘前市で開催される

 第54回学習院公開講演が平成12年9月9日(土)に弘前市のホテルニューキャッスルにおいて開催されました。
 当日の講演は、前半の部で学習院常務理事の久保治彦氏が「中央銀行はお役所か」と題し、金融システム安定のために日銀が果たしている政策やこの夏話題となったゼロ金利解除などを解りやすく説明、後半の部はNHK解説委員で学習院女子大学特別専任教授の平 野次郎氏が「私たちが生きる時代」と題し、歴史において通信技術が果たした功績を紹介。「10年前にベルリンの壁が壊れたのは、衛星放送の登場で電波が国境を越え、東側の人々がメディアで西側の豊かな生活を知ったため」と事実を挙げ、今後はインターネットに接していく時代との講演がありました。
 講演会場は当日雨にも拘わらず多くの市民の方々が来場し会場は満席(400名)となり、講演会は大盛況の内に終了いたしました。引き続き、学習院、学習院大学、学習院女子大学等の近況を報告する「卒業生・在学生父母の集い」、学習院役員の方々と青森桜友会、在学生父母との親睦・交流を図る「学習院・青森桜友会共催合同懇親会」が行われ講演会と共に盛会裏に終了いたしました。

役員人事/称号贈呈/秋の叙勲

役員人事
  退任理事 黒川 光博(平成12年8月31日付)
  退任監事 大橋 啓一(平成12年9月27日付) 

称号贈呈 学習院名誉理事
  大橋 啓一(元監事) 

秋の叙勲(役員・名誉教授・教職員)
 勲三等瑞宝章
  末廣 唯史(学習院大学名誉教授)  

編 集 後 記

 30年以上にわたって多くの人びとに愛されてきた目白駅の花壇が、駅舎の改築を機に生まれ変わる予定です。その花壇のお世話を長年されてきた「目白駅美化同好会」の会長をされている徳川春子さんにお話を伺いました。花は2ヶ月に一度ほど入れ替えて、暮れの時期は葉ぼたんというように、四季の感じを出すよう工夫をされてきたとのことです。残念なことですが、駅の利用者の増加に伴い安全上の理由で、その花壇の数は作られた当初より少なくなってしまったそうです。そして新しく生まれ変わる予定の花壇ですが、その設置場所もまだはっきりとは決まっていないとのことです(平成12年10月現在)。
 目白駅を中心にその周辺が一昔前とは大きく変わってきています。時代はかなりさかのぼりますが、最後に、徳川春子さんより次のようなお話を伺いました。それは、武蔵野鉄道(現在は西武池袋線)を利用して新宿方面に向かうお客さんは、上り屋敷駅(現在の椎名町・池袋駅間に昭和4年完成、昭和20年廃止)で降りて目白駅まで走って電車に乗ったほうが、池袋駅で乗り換えるよりも一本早い電車に乗ることができた、そんな風景が見られた時代があったとのことです。(T)

刊 行 物

 学習院女子大学 江口泰広著
  「IT革命で変わる新しいマーケティング入門」
   平成12年10月 中経出版